研修医の夏ボーナスの使い道【貯金・NISA・ごほうびの3分け】

研修医の夏ボーナスの使い道を説明するアイキャッチ 資産形成

この記事の結論

  • 使い道は振込前に決めておくと失敗しにくい。
  • 貯金・NISA・ごほうびの3つに分けて考えれば大きく外さない。
  • 全額投資も全額消費も、どちらも続きにくい。

初めてのボーナスが口座に振り込まれたとき、何に使うか特に決めていなかった、という人は多いと思います。自分もそうでした。気づけば外食や買い物で少しずつ減っていて、半年後に振り返ると何に使ったのかよく覚えていない、という経験があります。

ボーナスは月給と違って一度に大きな金額が動くので、使い道を決めていないと「なんとなく消える」か、逆に「増やさなきゃ」と焦って不慣れな金融商品に手を出すか、どちらかに偏りがちです。

ここでは、ボーナスの使い道を貯金・NISA・ごほうびの3つに分けて考える方法と、研修医の状況別の配分の目安を整理します。読み終わるころには、次のボーナスが振り込まれる前にやることが1つ見えているはずです。


使い道は振込前に決める

ボーナスの使い道で一番効果があるのは、金額を見てから考えるのではなく、振込前に大まかな割合を決めておくことです。

金額を見てから考えると、口座残高という大きな数字に引っ張られて、普段なら選ばない買い物をしたり、逆に「増やさないともったいない」という焦りから、よく分からない金融商品に手を出したりしやすくなります。

割合は人によって違っていいので、「貯金〇割、NISA〇割、ごほうび〇割」とざっくりでも先に決めておくことに意味があります。自分は毎回、ボーナスの支給日が近づいたら先に配分をメモに書いてから、実際の金額を確認するようにしています。


貯金・NISA・ごほうびの3分けで考える

配分を決めるときは、次の順番で考えると迷いにくいです。

まず生活防衛資金です。急な出費や転職・退職に備えて、生活費の3〜6か月分を目安に、すぐ引き出せる預金口座に置いておく分です。この部分がまだ足りていない場合は、ボーナスの多くをここに回すのが優先です。

次にNISAなどの積立投資への上乗せです。生活防衛資金がある程度できていれば、ボーナスの一部を使ってNISAの積立設定を増やす、またはスポットで買い付けるという選択肢が出てきます。NISAの基本的な始め方は別記事にまとめています。

NISAとは?研修医向けに3分で解説【新NISA対応】

最後にごほうびです。全額を貯金や投資に回すと続かなくなりやすいので、旅行や買い物など、自分が使って満足できるものに一部を残しておくのも大事な配分だと考えています。


研修医の状況別の配分例

配分の目安は、そのときの自分の状況によって変わります。あくまで一例ですが、次のように考えると出発点にしやすいです。

状況 優先すること 配分例 注意点
貯金がほぼゼロ 生活防衛資金を作る 貯金7割・NISA1割・ごほうび2割 まず生活費3か月分をめざす
生活防衛資金はある、NISA未経験 NISAを始めるきっかけにする 貯金3割・NISA5割・ごほうび2割 口座開設から始める場合は時間がかかる点に注意
奨学金を返済中 返済とNISAのバランスを取る 貯金2割・返済2割・NISA4割・ごほうび2割 金利や返済計画次第で優先順位は変わる
NISA経験者で余裕がある 積立額を上げる 貯金2割・NISA6割・ごほうび2割 増額後の生活費への影響を先に確認する

奨学金返済中の人がNISAとどう両立するかは、別記事で詳しく考え方をまとめています。

奨学金返済中でもNISAを始めていい?【若手医師の考え方】

NISAの積立額をいつ増やすか迷う人は、NISAの積立額はいつ増やす?研修医の増額タイミング3つも参考にしてください。


ボーナスでやらないほうがいいこと

いくつか、避けたほうがいいと感じている使い方があります。

1つは、よく分からないまま個別株や仕組みの複雑な金融商品に一括で入れることです。まとまった金額が動くタイミングだからこそ、理解していない商品に手を出すのは避けたいところです。

もう1つは、リボ払いや高金利のカードローンを抱えたまま、返済を後回しにしてほかに使ってしまうことです。金利が高い借入がある場合は、投資よりも返済を優先したほうが結果的に有利なことが多いです。

どちらも「せっかくのボーナスだから」という気持ちが働きやすい場面ですが、いつもの判断基準を崩さないことを意識しています。


まとめ・次の一歩

次のボーナスが振り込まれる前に、貯金・NISA・ごほうびの割合をメモに書いておいてください。金額を見てから考えるより、先に割合を決めておくほうが、あとで振り返って納得できる使い方になりやすいです。


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免責事項

本記事のボーナスの使い道・配分例は一般的な考え方の一例であり、投資や返済に関する意思決定は、必ずご自身の状況(収入、支出、借入、リスク許容度など)に基づいて判断してください。本記事は特定の金融商品への投資を推奨するものではなく、投資には元本割れのリスクがあります。個別の税務・金融相談が必要な場合は、専門家にご相談ください。

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